神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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81.ソクズ

スイカズラ科
7〜8月

 野山に生える大形の草である。鮮やかな緑色の中に小さな白い花がたくさんあつまって大きな花のかさを形づくっている。花びらは5つに裂け、1本のめしべと5本のおしべがある。花のあつまりの中のところどころに黄色い径4ミリばかりのおちょこ形をしたもの(腺体)をつける。この中には、蜜をためている。白い花には蜜がない。

 茎は太く、高さ1.5メートルで木のように見えるが外見ほどではなく手で折れる。葉は、5〜7の小葉からなる木きな複葉で対生する。茎には枝がなく茎の先に多くの白い花が集まって平たい大きな花序を作っている。地下茎をひき繁殖する。葉や根は乾燥して薬用にする。
ニワトコににているところからクサニワトコともよばれている。葉の形や花だけ見ているとまちがえそうだが、ニワトコは花序の中央部がもりあがり、腺体がないので区別できる。

(箕谷)

(箕谷・1/15)

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