神戸の自然シリーズ20 神戸の淡水魚 原著
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34.カダヤシ (グッピー科)

 ボウフラ退治のために1913年、北アメリカから移入されたメダカでカダヤシ(蚊絶やし)という名前もそこからつけられている。しかし蚊よりも日本のメダカを絶やすという皮肉な面があらわてれる。

 浅くて、水の流れの少ない場所を中心に各地にすみ、水の汚れにも塩分にも強く汽水域にも生息する。生殖期は、3〜10月で、雄が雌を追尾して、交尾、産卵する。グッピーと同じ卵胎生であり、仔魚が雌のお腹から産まれでてくる。

 全長は雄は2.5cm、雌は5cm程度で、雌は雄よりかなり大きい。

 雄の尻びれは生殖器の役目をする。

 観賞魚に適している。理科教材としても利用できる。

 関東地方、近畿地方と九州北部に生息している。沿岸部にも多い。

 神戸市内では主に兵庫運河に生息している。兵庫運河は淡水と海水のまじった場所でボラや、シマイサキ、アジなどの海水魚も入りこみ、その中にまじって泳いでいる。秋に群れをなしておよいでいることがあるが、バッタリ姿を見せなくなったりすることがある。

 明石川でもたまに見つかるが数は少ない。

Gambusia affinis (BAIRD et GIRARO)
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