兵庫県南部地震データ集 神戸の自然シリーズ 神戸の大地のなりたちと自然の歴史 兵庫県南部地震とはどんな地震だったか

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■1.兵庫県南部地震とはどんな地震だったか

 1995年1月17日午前5時46分52秒に発生した兵庫県南部地震は、死者6433人、家屋の全壊10万戸をはじめ戦後最大の被害を出しました。その災害は阪神・淡路大震災と呼ばれています。

 兵庫県南部地震は、明石海峡の地下14qを震源として発生した地震で、規模はマグニチュード7.2、地震によるゆれは淡路、神戸、阪神間で震度7を記録しました。

■ 地震が起こった時刻
1995年1月17日午前5時46分52秒

■ 地震が起こった場所
明石海峡 北緯34度36分、東経135度03分、深さ14km

■ 地震の規模
マグニチュード 7.3

■ 地震のゆれの大きさ
淡路、神戸、芦屋、西宮、宝塚などで、最大震度7

■ 地震の被害
地震の被害写真はここをクリック →
死者 6433人
*約90%が家屋の倒壊による圧死、窒息死
けが人 約35000人
全壊家屋 約10万棟
半壊家屋 約10万棟
火災の発生 182件
避難者数
最大(1月23日)、32万人
多くの人が小中学校の避難所で生活
地盤の液状化 大阪湾にそった埋立地、海岸平野部で多数発生
建物以外の大きな被害
新幹線橋脚の落下 8箇所
JR、私鉄などの高架の落下 12箇所
高速道路の倒壊・落下 5箇所
水道 地震直後の断水戸数 95万4000戸
ガス 地震直後の供給停止 86万戸
電気 地震直後に停電になった戸数 260万戸、2時間後100万戸、1日後40万戸

地震の被害は主に「阪神・淡路大震災誌」(朝日新聞社編,1996)を参考にした。

■ 地震の種類
陸のプレート内で発生した浅い地震(直下型地震
六甲山地の活断層が動くことによって起こった地震

■ 地震のゆれの体験談(証言)
「ドン、ドン、ドン、ガンガンガンでグルグルグル、上下に動いたあとはかき混ぜられた」(明石市・Uさん)
「はじめにドンと下から突き上げられて、体が浮いた感じがした。そのあと、いろんな方向にゆられて、食器棚が倒れてきた」(神戸市垂水区・Nさん)
「嵐の海で、船の底にいてひどくゆられた感じで、体がグニャグニャになった気がした。気がついたらたんすが倒れ、家の壁に割れ目ができていた」(明石市・Hさん)
「家ごと機械じかけの鉄板の上にのせられて、激しく上下にゆさぶられた感じだった」(神戸市須磨区・Oさん)
「まるで、洗濯機か、ミキサーの中にいるようだった。シェイカーでシェイクされているようだった」(神戸市須磨区・Kさん)
「ゴオーーという音が遠くで聞こえていた。その瞬間、ドーンという衝撃があって、同時に家がつぶれて埋められてしまった。そのあと、激しくゆられて屋根の土がつぎつぎに落ちてきて、息ができなくなった」(神戸市長田区・女性)
「ドンドンドンと3回突き上げがあって、体が浮いた。あらゆる方向から、ものが飛んできた」(神戸市長田区・男性)
「ゴオーという不気味な音が聞こえてきた。そのあとドンドンと何かが割れるような音がしたとたんに体が浮いた。立ち上がって逃げようとしたが、大きくゆれて物が落ちた。落ちたものが飛び上がった。足がつけない。歩こうとしても歩けなかった」(神戸市中央区・男性)
「窓の外が明るくなった。オレンジ色に光った。そのあと、大きな音とともにゆれはじめた」(神戸市西区・女性)


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