神戸の自然シリーズ16 神戸層群の化石を掘る
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メタセコイア属 Metasequoia sp.


▲発見場所
垂水区名谷町
の柱状図


▲発見場所
北区山田町
の柱状図
メタセコイアの葉は対生
メタセコイア果鱗は十字形
現生種(左)と化石種(右)の葉

メタセコイア属

 葉は線形で、向き合ってつく対生で、球果は十字状に果鱗がついている。

 現生種は、中国四川省、湖北省で1943年に発見された。学界では絶滅したとされていたのに、この発見で「生ける化石」として世界的に有名になった。

 神戸層群の上部から中部まで普通に産出する。球果化石もよくみられる。

(スギ科 メタセコイア属 Metasequoia Miki.)

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