神戸の自然シリーズ21 六甲山はどうしてできたか
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鉢伏山の登り

いよいよ上り道にかかるあたりから花こう岩になる


石段の下は花こう岩でできている。よく風化が進み、手でさわっただけでポロポロとくずれる


ハンマーの左側の白い部分は、花こう岩が圧砕されて、粘土化したもの


一汗かいて上った鉢伏山


山上の遊園地にあらわれている風化の進んでいない花こう岩断層による圧砕化や風化をうけていないほんらいの固さの花こう岩


明石大橋の測量標識


鉢伏山の花こう岩がいったん海底に沈み、再び淡路島に続く


須磨の海岸には養浜工事で白砂の浜が戻ってきた。

波の浸食に対する海岸の護岸、山崩れを防ぐ砂防ダムの完成で、かつての“白浜青松の浜”をつくった砂は山からは補給されなくなった。

鉢伏山の傾斜はきつい。山頂からは海岸がみえず、直接海面がみえるほどである。

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