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須磨アルプスの花こう岩
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鉄梯子の次は恐竜の背中のような所を何にも頼らずバランスをとりながら歩く。
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須磨アルプスのやせ尾根は鉄梯子で絶壁をおりる。
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やせ尾根のキレット(切戸)状の落ち込みは、強い圧力がここに集中して、花こう岩が破壊され、風化がいちだんと進んだいわゆる断層破砕帯である。
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Q:石英 P:斜長石 K:カリ長石
B:黒雲母
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六甲花こう岩の偏光顕微鏡写真
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(地質調査所登録標本番号GSJR24359、提供者 服部 仁氏)
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六甲山地に働く強い圧力で岩石が破壊されるというのは、具体的にはどんな現象が花こう岩の内部で起こっているのか。
上の顕微鏡写真は花こう岩をつくっている石英の拡大写真であるが、黒い部分に無数に刻まれている0.1〜0.2mm間隔の細かいひび割れが認められる。このように鉱物レベルまで破壊され、そこに雨水がしみこんで長石などは粘土になり、写真の石英は細かい砂に風化が進んでいく。そして長い年月の間にこのやせ尾根のように変容していくのである。
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