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| 5.アジアイトトンボ Ischnura asiatica |
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| 写真2-7.アジアイトトンボ.福井県高浜町.1997.8.16. 交尾. |
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分布:神戸の各地でふつうにみられます.記録は,北区道場町,有馬町,有野町,山田町,山の街,西区押部谷町,玉津町,櫨谷町,伊川谷町,垂水区名谷町,美山台,須磨区鉢伏山,菅ノ台,多井畑,妙法寺町,長田区鹿松町,灘区六甲山町などです.平地から標高500mくらいのところまでで記録されています.
生態:春早くに現れるイトトンボで,4月の下旬には池面を飛んでいるすがたがみられます.その後10月下旬ころまで成虫をみることができます.ただ,盛夏のころ一時的にすがたをみるのがむずかしくなることがあります.朝から夕方近くまで水辺でみられ,交尾も午前中を中心に一日中みられます.産卵はメス単独で植物組織内におこないます.
形態:腹長18〜25mm.メスは羽化したあとしばらくはあざやかなオレンジ色をしていますが,やがてくすんだような緑色に変化をします.アオモンイトトンボととてもよくにています.アジアイトトンボのオスは腹部第9節全体が青色であるのに対し,アオモンイトトンボは腹部第8節全体が青色であることで区別できます.メスは腹部第1節の背面が,アジアイトトンボでは黒く,アオモンイトトンボでは淡い色になっています(写真2-8)※.
※改定註:ただし成熟にくすんだ緑色やかっ色になったアオモンイトトンボはこの部分は全部黒くなってしまいます。この場合は後頭部の模様のちがいで見分けます。
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