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| 87.チョウトンボ Rhyothemis fuliginosa |
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| 写真2-101.チョウトンボ.西区玉津町.1997.7.19. オスの静止. |
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分布:西区を中心として,植生の豊かなため池に数多くみられます.北区淡河町,山田町,山の街,西区神出町,押部谷町,玉津町,櫨谷町,伊川谷町,垂水区多聞町,名谷町,塩屋台,美山台,須磨区多井畑,妙法寺町などがありますが,まだ数多くの地にみられることはまちがいありません.
生態:コシアキトンボよりややおくれて,6月中旬ころから数がめだち始めます.未熟な個体は集団となって池のほとりにある高い木の梢上を旋回するようにひらひらと飛ぶことがよくあります.成熟すると水面上にあらわれてつき出た棒の先などに止まってメスを待ちます.交尾は飛びながら,時に止まっておこなわれます.産卵は単独打水産卵です.8月の暑いときにも池でがんばっている夏のトンボで,10月はじめまですがたがみられます.ふだんはひらひらとゆっくり飛んでいますが,おどかすと意外にもすばやく飛びさってしまいます.幼虫で冬を越しています.
形態:腹長20〜25mm.翅,とくに後翅の幅が広く,また翅の大きさにくらべて腹部が短く感じられます.翅のつけ根から先端部近くにかけて黒くなっており,その独特の形態・色彩から多種とみまちがうことはありません.メスには,光を受けたときの翅の色が青紫〜赤紫にかがやくものと,金色にかがやくものがあります.
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