 |
 |

岩倉山近くでは道幅が広くなる。
|
 |
阪急電車の無線中継塔の下が
絶好の地形展望所である。 |
|
|
六甲の上昇を物語る階段状の地形
さきほどみた奥池から東へ進み、甲山に下りてくる間の地形をみる。500m前後の花こう岩の平坦地から一気に250m前後の驚林寺の平坦地におりるが、その境には芦屋断層がある。さらに甲陽断層を境に上ヶ原段丘70mに移る。
図中の4の地層は約100万年前の大阪層群の第一海成粘土相当層(Ma
1)である。もとは同じ高さにあった地層が約100万年間に250m、500mの高所にまで地殻変動によって上昇したことを示している。
|

六甲上昇運動をよく示している東六甲の階段状地形
|

形からは活火山にみえるが、第四紀よりも古い第三紀にできた甲山
|

海側からみた東六甲の地形
|
 |
六甲山地は岩倉山をすぎるあたりから急に低くなる
|
 |
| 空から見ると山が落ちこむように町に沈みこむ。手前に全山縦走のゴール塩尾寺がある。 |
 |
|
|
|
|

早春の塩尾寺は桜とツツジが美しい。 |
 |
甲子園大学の近くでみた有馬 ― 高槻構造線。
山麓を走る構造線が町と山とを分けている。 |
|