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水生のカメムシは専門的には「半翅目(はんしもく)」とよばれるなかまに属しています。陸上ではあの特有のにおいのするカメムシのほか、セミも半翅目のなかまです。
水生の半翅目は例外なく他の動物の体液を吸って生活するもので、タガメ、ミズカマキリ、タイコウチ、アメンボなどがよく知られたものでしょう。マツモムシやコバンムシなどは不用意に手でつかむと刺されることがありますから注意してください。
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■タガメ
タガメは日本の水生昆虫の王者といっていいでしょう。体長は8cmほどもあり、太いまえあしでたの水生昆虫や魚、オタマジャクシ、カエルなどをつかまえて汁を吸います。神戸近辺ではタガメの姿もほとんど見ることができなくなってしまいました。 |
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■タイコウチ
学校ビオトープやため池などに見られます。成虫で冬を越し、冬は水底にたまった落ち葉や泥の中にもぐっています。
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■タイコウチ(幼虫)
タイコウチの幼虫です。よくにた形をしていますがはねがまだ十分にのびていません。幼虫は夏に見かけることが多いようです。 |
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■ヒメタイコウチ(幼虫)
ヒメタイコウチは数の少ないめずらしいタイコウチです。湿地の落ち葉の下などにかくれて生活しています。尾のような管(呼吸管(こきゅうかん))が短いのが特徴です。
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■ミズカマキリ
腹(はら)の先から出ている長い呼吸管(こきゅうかん)をふくめると、10cmはかるくこえる大きさです。 |
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■ヒメミズカマキリ
ミズカマキリとよく似ていますが、大きさが小さいので区別できます。呼吸管をふくめても5−6cmの大きさです。 |
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■コオイムシ類
コオイムシは背中にたくさんの卵を背負うことで有名です。写真のものは背負っていません。コオイムシによく似たものにオオコオイムシがいます。大きさで区別できるといわれていますが、はじめて見たときはどちらかわかりませんね。 |
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