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このサイトでは、以下のような利用法を想定しています。もちろん、この利用法にしばられる理由はまったくありませんが、これを記しておくことは、本サイトの各ページのねらいを、具体的に明らかにすることになると考えています。
本サイトは、小学校中・高学年から高等学校までの子どもたちを対象に想定しています。そして、それらの子どもたちが学齢の進行に応じて再利用でき、テーマの内容を深めることができるように考えました。また基本的には「調べ学習」における利用を考えていますが、理科などの授業やその他の活動の場面で利用していただけることを願っています。
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■小学校中・高学年での利用例
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小学校の生徒が身近に水生植物にふれることができるのは、都心部であれば学校や近所にあるビオトープ、農村地域では川やため池であろうと推察されます。しかし後者は危険が伴うので、各学校では安易に近づかないような生活指導がなされていると思います。そこで、実際の観察場所については「ビオトープ」に限定し、ため池の水生植物については、Web上での紹介にとどめました。
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1.ビオトープの植物/ここでみわけよう! [調べる活動]
- まずは自校のビオトープにどういった水生植物がいるかを調べ、リストを作成する活動を基本におく。
- 最初は生活形による分類リストを作成することを目標にする。たとえば、抽水植物n種類、浮葉植物m種類、....といった形でよいであろう。
- 次に種名の調査を実践するが、無理せず、解決できるものだけをリストにし、あとはA、B、C、....でとどめる。
- 水生植物は、遷移や池のエイジングとともに変化していくので、この活動は毎年同じ学年で行うことができる。
- リスト中に「外来種」や「貴重種」があった場合は、「ビオトープで学習するみなさんへ」等を使って、その存在の理由を考え、その扱いについての「活動指針」を立てさせて実践させる。
2.素材の写真/クリックマップ−南落合小学校の例、糀台小学校の例 [発表の活動]
- できあがったリストを、撮影したデジカメの写真などとともに、各校でホームページにしたりしてまとめる。その際、参考資料として本サイトの必要なページにリンクをはる。
- 撮影困難な種などがあれば、素材の写真を使うことも可能。
- 自校の調査結果を「クリックマップ」に作成する活動もおもしろい。南落合小学校や糀台小学校で試作したものを参考にしてほしい。(※クリックマップ(あるいはクリッカブルマップ、イメージマップともいう)とは、グラフィック上のある領域にリンクをはる方法です。)
3.水辺の小動物たち [発展学習]
- 子どもたちは植物調査の最中にも、動く生き物に興味を示すものと思われる。その気持ちを生かすため、小動物についても少しだけ調べることができるようにした。
- トンボのヤゴについては、「学校ビオトープ」の考え方の前身が「トンボ池」にあったことから、特にくわしく解説した。
- プール清掃の前に行われる、いわゆる「ヤゴ救出作戦」時に、ヤゴの名前を調べる学習を展開する資料として作製した。
4.ため池の水生植物 [自然の状態を知る活動]
- ため池に生えている水生植物は、池の環境によって違った種構成になっていることに気づかせる。
- 水生植物には、抽水植物、浮葉植物、沈水植物の少なくとも三つの生活形があることに気づかせる(ここには浮遊植物の例示がない)。
- 水生植物が減っている理由の一つとして、水質汚濁ばかりでなく、池の改修が関わっていることに気づかせる。
- 水生植物をとりまく環境問題があることに気づかせ、それがどういったものであるかを整理する(理解にまで至らなくてよい)。
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■中学校での利用例
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本Webサイトは、理科の授業中での提示教材としての利用や夏休みの自由研究の課題探し。選択理科での調べ学習の資料。また、総合的な学習の時間での調査活動のガイドや参考資料としての活用が考えられます。
本サイトは研究テ−マを考える際の資料、まとめる際の資料となることを心がけました。本サイトを利用することにより、視点のはっきりした研究ができるものと考えています。実際の調査・研究においては、実物を使うことが大切であることは言うまでもありません。
また、学校周辺での観察や遠足、校外学習などで水辺の植物を観察できる機会があれば、事前指導や事後指導での活用が期待されます。一例として「水生植物を使った遠足事前指導」を参考にしてください。
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1.ビオトープで学習するみなさんへ/ビオトープをとりまく諸問題について [生物多様性の視点を学ぶための資料]
- 子どもたちの調査フィールドがビオトープであるとは限らないが、生物多様性の保全の考え方を理解する一助として学習に利用する。
- やや難しくなるが、高学年の生徒であれば、大人向けの「ビオトープをとりまく諸問題について」も、考え方を知るのには役立つと思う。
2.ため池の水生植物/原著のページ [研究テーマの探索]
- 身近にどういった水生植物があって、どこに行ったら見られるか、またその植物にはどういった特性があって、などを知ることにより、研究のテーマを見つけることができる。記述を読んで、「実際に見てみたいな」と感じたことがそのまま自由研究などのテーマとなると思う。このページを動機付として実物を手にとって調査・研究してほしい。なお、採集を行う場合は安全性に十分注意してほしい。
- テーマ例
- 近くの池の水生植物リスト作成
- 外来種の広がり状況調査
- ガマとヒメガマの違いを調べる
- 食用の水生植物集め
- 水面に浮かぶ花粉(水媒花)の観察
- 浮葉植物の葉の表面に気孔が多いことを確かめる
- 水生植物の根・茎・葉はどれ?
- その他
3.ここで見分けよう/原著のページ [種名の決定]
- 調査や研究を行うには種名の決定が重要である。リスト作成などは別として、ある特定の生物種に関する調査・研究を行う場合には、自力で種名が決められるものを材料に選ぶ必要がある。
4.素材の写真/絶滅危惧種一覧 [調査・研究結果、授業の資料]
- 必要に応じて、素材の写真の利用をする。また絶滅危惧種などについては、本サイトで調べることができる。
- 「教科書の校庭や学校周辺の生物の観察」での事前学習の資料や事後学習での検索のための資料として利用。
- 「光合成や呼吸の実験」の提示教材作成に利用。
- 「自然環境と人間」の単元において、自然環境との共生や自然破壊、日本の自然などを考える教材の作成に利用。
5.水辺の小動物たち [参考資料]
- 水辺で植物の観察をしているときに見られる小動物を紹介している。よく見られるものだけを選んであり、あまり十分なものではないが、参考資料として活用してほしい。なお、トンボの幼虫(ヤゴ)については少しくわしく解説した。
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■高等学校での利用例
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高等学校では、総合的な学習、生物の課題研究などのほかに、多くの生物の教科書でオオカナダモが実験材料として推奨されています。高等学校で水生植物をテーマにする場合、本サイトは実際の調査活動のための資料としてはまだまだ十分とはいえませんが、これらの問題を概観することは可能だと思います。
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1.原著のページ等全般を参照 [水生植物を取り巻く問題]
- 水生植物を取り巻く環境問題の現状について知る。
- なぜ水生植物にこんなにも絶滅危惧種が集中しているかについて考える。
- 水辺の環境を悪化させている要因について、人間の活動との関連で考える。
- 自然をまもることの意義について水生植物を例にディベートを行う。
2.オオカナダモを使った実験 [実験の資料]
- 授業の展開で、また、生徒の自主的な活動として本ページを利用してオオカナダモを実験材料とした細胞の観察を行う。
- オオカナダモが外来種であって現在帰化している事実と、研究材料としての価値を実際に経験して、こういった外来種をどう扱うべきかを改めて考える。
- オオカナダモのビデオクリップを使った研究授業の報告があるので参考にしてほしい。
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■意見や利用後の感想などをお待ちしています
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本Webサイトは今後も改訂されたり追加されたりすることがあります。より充実させるために努力しますので、またいろいろとご意見をいただければ幸いです。ご意見は、神戸市教育委員会情報企画係までお寄せください。
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<2002年3月 Webページ制作者一同> |
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