神戸の地層解説 神戸の自然シリーズ 神戸の大地のなりたちと自然の歴史 神戸にはどんな地層があるの?
■神戸にはどんな地層があるの?

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うめたてち 埋立地
ちゅうせきそう 沖積層
だんきゅうそう 段丘層
こういだんきゅうめん 高位段丘面
おおさかそうぐん(みくぶん) 大阪層群(未)
おおさかそうぐん じょうぶあそうぐん 大阪層群(上)
おおさかそうぐん ちゅうぶあそうぐん 大阪層群(中)
おおさかそうぐん かぶあそうぐん 大阪層群(下)
こうべそうぐん 神戸層群
ありまそうぐん (りゅうもんがん) 有馬層群
かこうせんりょくがん 花こう閃緑岩
かこうがん 花こう岩
せきえいせんりょくがん 石英閃緑岩
たんばそうぐん 丹波層群
だんそう 断層
 *「神戸市および隣接地域地質図」(1976年:藤田和夫・笠間太郎ほか編集)
 *「播磨平野東部の地質図」(1989年:觜本格・前田保夫、神戸の地層を読む2、神戸市教育研究所発行)
 *「神戸市地域活断層評価図」(阪神・淡路大震災と神戸の活断層付図)(1999年:神戸市・神戸市地域活断層調査委員会)
 ・本ページ配下の各地質図は、以上の地質図を参考に、新たな調査の情報を加えて、編集したものです。



雌岡山(めっこうさん)の山頂から神戸の地層を概観する

A.(南)の向きにながめた景色と地層 上の地図に番号で位置を書いています。

B.(南東)の向きにながめた景色と地層 上の地図に番号で位置を書いています。
←このアイコンをクリックすると、上2枚の写真の音声解説を聞くことができます(mpa形式)。

上の二枚の写真の撮影方向を示す図(わかりやすいように南北を逆にして表示している。○の番号は上の写真の○の番号と同じ位置を示す。下の本文中の(n)も同じ番号です。)


 神戸市西区神出町(かんでちょう)にある雌岡山(めっこうさん)の山頂に登ると、神戸の地層を見わたすことができます。

 雌岡山自体は丹波層群でできており。すぐ南東(B)に見える雄岡山(おっこうさん)(6)も丹波層群の山です。雌岡山のふもとから西の方に広がる水田地帯(A)は高位段丘面(こういだんきゅうめん)(5)といわれる部分です。これは岩岡町から稲美町(いなみちょう)の方に続いており、むかしは海の底だったことが知られています。

 その少し向こうを明石川(4)が流れています。川は山をけずり、その土砂をたい積させながら流れていきます。今地層がつくられているところです。川の両側にある、川が運んだ土砂がたい積している平らな部分が沖積層(ちゅうせきそう)です。非常に新しい時代の地層です。

 南(A)の方を見てみると、明石川の向こうに丘陵地(きゅうりょうち)があり、西神ニュータウン(3)(8)があります。このあたりの丘陵地は大阪層群(おおさかそうぐん)といわれる、200万年くらい前の地層がひろがっています。

 南東(B)を見てみると、大阪層群の向こうに、左右にのびる丘陵地は北区山田町の藍那(あいな)〜小河(おおご)付近(9)で、このあたりの地層は、約3500万年前の神戸層群です。

 そしてその背後に広がる山地が六甲山地(1)(2)(10)(11)で、約7500万年前の花こう岩でできています。また写真には写っていませんが、Bの写真のさらに左の方(東)には丹生山地があって、これも同じく約7500万年前の流紋岩(りゅうもんがん)でできている有馬層群です。

 このように、低いところは新しい地層で、高いところほど古い地層でできている、ということが分かります。


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