春の典型的な天気図 3−5月
[2001年2月26日-3月2日の天気図]
 冬も終わりに近づくと、移動性高気圧が周期的に日本を訪れるようになります。左の天気図は、2001年にはじめてやってきた本格的な移動性高気圧でした。この日は4月下旬なみの暖かさになりました。

 移動性高気圧が去ると、続いて前線、低気圧が西から日本にやってきて日本の東海上で発達し、西高東低型(冬型)に戻ります。左の天気図でも右上にある発達した低気圧はそのなごりです。

 またこの時期には、日本の南岸沿いを低気圧が移動し、そこへ北から寒気が流れこみ、それに南からの湿った空気がぶつかって、太平洋側に大雪を降らせたりすることがあります。冬の終わりの大雪です。

 しかし、移動性高気圧がやってくるたびに、春の気配は強くなっていきます。まさに、「梅一輪一りんほどのあたたかさ」です。

この時期に見られる植物(掲載分)

サクラ

タンポポ

ウメとモモ

モクレン

アブラナ

ガマ

スギナ(つくし)

ヤナギ

オオイヌノフグリ

アケビ

スミレ

ジンチョウゲ

アオキ

スイカズラ(1)

エンドウ

ツツジ(2)

マコモ

サトイモ

ベニシダ

ツツジ(1)

ジャガイモ

ブナ

スイカズラ(2)

フジ

イチゴ

ヤマブキ

ウツギ

スイカズラ(3)

キリ

アヤメ

ノゲシ

ミツガシワ

ワラビ

マンサク

ロウバイ

フキノトウ

ムラサキサギゴケ

センダン

トベラ

オキナグサ

ボタン

チューリップ

エビネ

タケノコ
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